伊藤美誠選手の経歴を一気にまとめてみました。年齢、出身高校、卓球を始めてから現在までの経歴を紹介していきます。
伊藤美誠 経歴まとめ【年齢、出身高校、戦歴】
引用元:Twitter
伊藤美誠
■生年月日
2000年10月21日
■年齢
18歳
※2018年11月時点
■出身地
静岡県磐田市
■居住区
大阪府大阪市此花区
■身長
150cm
■体重
45kg
■戦型
右シェーク裏表前陣速攻型
■SNS
Twitter
出身地、出身高校、中学校
引用元:Twitter
伊藤美誠選手の出身地から、出身高校などの学歴をまとめました。
出身地
伊藤美誠選手は、静岡県磐田市出身。小学校は磐田北小学校に通っていたようです。出身地である静岡の地元にある公立学校ですね。
出身中学
小学校を卒業後、大阪へと引っ越します。関西卓球アカデミーを拠点にして、卓球の基礎を作り上げていきます。
入学した中学校は、昇陽中学校(偏差値47)。私立で共学の学校ですね。すでに世界で活躍する卓球選手となっていたので、学校と卓球で忙しい毎日を過ごしていたことが予想できます。
出身高校
中学卒業後、昇陽高校(偏差値37)へと進学します。こちらも私立の公立高校ですね。
普通科のほかに様々なコースが用意された学校のようで、パティシエや看護師を目指すコースなどがあります。伊藤美誠選手がどのコースを選んだかは不明です。
伊藤美誠の年表(卓球を始めてからの経歴)
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2歳で卓球を始める
■2005年(年齢:4歳~5歳)
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全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場
■2008年(年齢:7歳~8歳)
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全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)で優勝
■2009年(年齢:8歳~9歳)
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東アジアホープス卓球選手権 女子団体銀メダル
■2010年(年齢:9歳~10歳)
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全日本卓球選手権カブの部(小4以下)で優勝
東アジアホープス卓球選手権
→女子シングルス銀メダル
→女子団体銀メダル
■2011年(年齢:10歳~11歳)
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1分間のラリー回数180回でギネス記録を樹立
東アジアホープス卓球選手権
→女子団体金メダル
→女子シングルス銀メダル
■2012年(年齢:11歳~12歳)
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東アジアホープス卓球選手権
→女子団体金メダル
→女子シングルス金メダル
世界ジュニア選手権 女子団体銀メダル
アジアカデット卓球選手権 女子団体銀メダル
■2013年(年齢:12歳~13歳)
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世界ランクトップ100入り
世界ジュニア選手権 女子団体銀メダル
アジアカデット卓球選手権 女子団体銀メダル
アジアカデット卓球選手権 女子シングルス銅メダル
■2014年(年齢:13歳~14歳)
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みううまコンビでワールドツアー・ドイツオープンで優勝
ITTFワールドツアーグランドファイナル 女子ダブルス金メダル
世界ジュニア選手権 女子ダブルス銀メダル
アジアカデット卓球選手権 女子団体金メダル
■2015年(年齢:14歳~15歳)
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世界ランクトップ10入り
ITTFワールドツアーグランドファイナル 女子ダブルス銀メダル
世界ジュニア選手権 女子ダブルス銀メダル
アジア卓球選手権
→女子ダブルス銀メダル
→女子団体銀メダル
■2016年(年齢:15歳~16歳)
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リオ五輪 女子団体銅メダル
ITTFワールドツアーグランドファイナル 女子ダブルス銀メダル
世界卓球選手権 女子団体銀メダル
世界ジュニア選手権 女子団体金メダル
アジアジュニア卓球選手権 女子団体銀メダル
■2017年(年齢:16歳~17歳)
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世界卓球選手権 女子ダブルス銅メダル
アジア卓球選手権
→女子団体銀メダル
→混合ダブルス銀メダル
→女子ダブルス銅メダル
■2018年(年齢:17歳~18歳)
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スウェーデンオープンで、劉詩ブン、丁寧、朱雨玲に連続勝利して優勝
世界卓球選手権 女子団体銀メダル
戦歴は一部にしかすぎません。以下では、さらに詳しく経歴をまとめています。最年少記録を次々と塗り替えています。
~2010年(年齢:2歳~9歳)
伊藤美誠選手が生まれたのは、静岡県磐田市。卓球を始めたのは、なんと2歳の頃。天才卓球少女と呼ばれた福原愛さんが卓球を始めたのは3歳の頃なので、それよりも早く卓球を始めたことになります。
4歳の頃には、豊田町卓球スポーツ少年団に入って卓球の指導を受け始めます。このクラブは、日本卓球男子のエース水谷隼の父親が代表を務めるクラブだそうです。
そして、4歳の時に2005年に全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場。その三年後(7歳)の2008年にはバンビの部で優勝。2010年には、カブの部(小4以下)で優勝しています。
2011年(年齢:10歳~11歳)
10歳2か月で出場した全日本卓球選手権で初勝利。この勝利で、福原愛さんが保持していた史上最年少記録を塗り替えることになりました。
8月には、ITTFジュニアサーキット・韓国オープンで初優勝。ここでも最年少優勝記録を樹立します。
9月では、ジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープンで初優勝。その年のインハイ優勝者・鈴木李茄を破って優勝しています。このあたりから、伊藤美誠選手の存在が注目され始めます。
さらに、新井卓将とともに1分間のラリー回数180回でギネス記録を樹立しています。
日本国内で頭角を現しだす伊藤美誠選手。改めて書きますが、2011年時点で伊藤美誠選手はまだ10歳。小学生です。ちょっとすごすぎますよね。
2012年(年齢:11歳~12歳)
1月、ジャパントップ12卓球大会に初出場。出場時の年齢は11歳でした。
4月、ITTFワールドツアー・スペインオープンに出場。当時の世界ランク50位のマチルダ・エクホルムに勝利して、予選通過。伊藤美誠選手の本選出場は、史上最年少記録となりました。世界の舞台でも最年少記録を塗り替えていく伊藤美誠選手。すごすぎます。
8月、東アジアホープス選手権出場。決勝で平野美宇選手と対戦して勝利。前年の雪辱を果たします。二人とも同じ年齢で同郷。ちょっと衝撃的ですよね。
12月、世界ジュニア卓球選手権に出場。出場した時の年齢は12歳。小学6年生での出場は、日本史上最年少でした。同大会では、女子団体銀メダルを獲得します。
2013年(年齢:12歳~13歳)
1月、全日本選手権の女子ダブルスで最年少勝利。ライバルである平野美宇選手とペアを組んでいました。みううまコンビですね。
2月、ITTFワールドツアーカタールオープン出場。史上最年少で表彰台に上ります。女子シングルスでは、当時の世界ランク30位のシンガポール選手・ユ・モンユに勝利。
7月、世界ランキングトップ100にランクインされます。8月、中国のトッププレイヤーである胡麗梅選手に勝利。さらに、11月には世界ランク20位以内の選手にも勝利しています。
12月、世界ジュニア卓球選手権に出場。女子団体で銀メダルを獲得します。
2014年(年齢:13歳~14歳)
3月、ワールドツアー・ドイツオープンに出場。平野美宇とペアを組み女子ダブルスで優勝。これも、史上最年少優勝の記録を塗り替えています。さらに、スペインオープンでも女子ダブルスで優勝。
5月、オーストラリアオープンではU21の部女子シングルスで優勝。
9月、第20回アジアジュニア卓球選手権大会に出場。カデット女子団体では、平野美宇選手、早田ひな選手とともに出場。優勝を果たします。黄金世代と言われる三人ですね。
10月、世界ジュニア選手権女子選考会で2年連続優勝で代表内定。本番の大会では、女子団体、女子ダブルスともに銀メダルを獲得しました。
12月、ITTFワールドツアー・グランドファイナル女子ダブルスで優勝。優勝時の伊藤美誠選手の年齢は14歳。史上最年少記録をまた一つ塗り替えました。
2015年(年齢:14歳~15歳)
1月、全日本選手権女子シングルスでベスト8入り。ジュニア女子シングルスでは、優勝を飾ります。
3月、ワールドツアー・スーパーシリーズでは女子シングルスで世界ランク8位のハン・インに勝利。さらに、世界ランク4位の馮天薇にも勝利。決勝でも勝利して優勝します。
14歳152日での優勝は、またしても史上最年少記録。ギネス記録認定されました。
4月、世界選手権では準々決勝まで進出。ベスト8入りを果たします。同大会の日本の最年少勝利記録は福原愛さんが保持していましたが、伊藤美誠選手が記録更新します。同時に、ベスト8入りの最年少記録を更新しました。
6月、世界ランキングでトップ10入りを果たします。この時の伊藤美誠選手の年齢は14歳。中学生にして、世界ランキング9位となります。
9月、アジア卓球選手権に出場。女子団体で活躍して銀メダルを獲得。日本女子の銀メダル獲得は33年ぶり。さらに、女子ダブルスでも銀メダルを獲得。これは12年ぶりです。
ITTFスターアワードでは、その年に最も”躍進した”選手に贈られる「ブレークスルー・スター」を受賞。世界でも、伊藤美誠選手の目覚ましい進歩が評価されました。評価せざるを得ない経歴ですもんね。
2016年(年齢:15歳~16歳)
1月、全日本選手権女子シングルスで3位入賞。
3月、世界選手権の団体戦では主力選手として活躍。銀メダルを獲得しました。本大会の北朝鮮代表のリ・ミョンスン相手の逆転勝利は、日本中に感動を与えました。
4月、リオ五輪アジア予選に出場。そこで、世界ランク2位の丁寧に勝利しています。15歳という年齢にして、世界女王の肩書を持つ丁寧選手に勝利。中国勢に衝撃を与えました。
8月、リオ五輪出場。福原愛選手、石川佳純選手とともに女子団体に出場。世界ランク4位の馮天薇をストレートで破るなどの活躍を見せて、銅メダルを獲得しました。
銅メダル獲得時の年齢は、15歳300日。五輪の卓球競技の最年少メダル獲得記録を更新しました。同時に、日本の夏季五輪のメダル獲得最年少記録も更新しています。
11月、オーストリアオープンではワールドツアーシングルス3勝目を記録。
12月、世界ジュニア卓球選手権に出場。女子団体では、出場した全ての試合で勝利。チームを優勝に導きました。女子団体の優勝は6年ぶりの快挙でした。
2017年(年齢:16歳~17歳)
3月、ジャパントップ12卓球大会で準優勝。
4月、アジア選手権で女子団体で2大会連続となる銀メダル獲得。混合ダブルス(森薗政崇とペア)でも銀メダル。女子ダブルス(早田ひなとペア)では銅メダル獲得。
6月、世界卓球選手権デュッセルドルフ大会に出場。シングルスでは朱雨玲に阻まれてベスト16。早田ひなとペアを組んだダブルスでは、銅メダルを獲得します。16歳ペアの銅メダル獲得は、同大会同種目での史上最年少記録でした。
8月、ワールドツアー・ブルガリアオープン出場。女子シングルスで準優勝。女子ダブルスでは、石川佳純選手とペアを組んで優勝。その翌週に行われたチェコオープンでは、シングルスで石川佳純選手に初勝利して優勝。ダブルス(早田ひなとペア)でも優勝。
9月、中国スーパーリーグの下部組織の甲Aリーグに参戦。団体戦で11戦全勝を果たします。
10月、ITTFチャレンジ・ポーランドオープンで女子シングルス優勝。
11月、ワールドツアー・スウェーデンオープンの女子ダブルス(早田ひなとペア)で優勝。本大会では、世界ランク1位の朱雨玲、2位の陳夢という中国ペアに勝利しています。
12月、ワールドツアー・グランドファイナルでは、上記の中国ペアに敗れて準優勝。
中国のトップランカーと互角以上にわたりあう伊藤美誠選手と早田ひな選手。日本女子卓球に革命を起こした二人といっても過言ではありません。
2018年(年齢:17歳~18歳)
1月、全日本選手権で初優勝。相手は相棒でもある平野美宇選手を破っての優勝でした。さらに、同大会で女子ダブルス(早田ひなとペア)で優勝。混合ダブルス(森薗政崇とペア)でも優勝しています。三冠を達成。
本大会の3冠は、史上三人目です(山泉和子、石川佳純、伊藤美誠)。そして、17歳での達成は最年少記録です。
2月、チームワールドカップに出場して銀メダル獲得。
5月、世界選手権団体戦ハルムスタッド大会に出場して銀メダル獲得。伊藤美誠自身は、8戦全勝しています。対戦相手の中には、中国のトップランカーである劉詩ブン選手もいました。
6月、ジャパンオープンで女子シングルスで優勝。中国の陳幸同相手に0-3からの逆転勝利。決勝では、同じく中国選手の王曼昱に勝利しました。
11月、スウェーデンオープンで優勝。中国のトップ選手(いずれも世界ランク1位経験者)である劉詩ブン、丁寧、朱雨玲の三人相手に連続で勝利。中国卓球界の主要選手を圧倒しての勝利は、全世界に衝撃を与えました。
中国のスポーツ記者・李武軍氏は、「伊藤美誠のパフォーマンスはいささか“怖い”」とコメントしています。