卓球台のサイズ 小学校・中学校で違う?【一般とジュニア】

卓球台のサイズは、ジュニア、中学生、小学生でそれぞれ違うのか。そんな疑問を解消していこうと思います。実は、一部の学年では台のサイズが違います

以下では、各学年による卓球台のサイズの違いについてまとめています。記事の後半では、家でもジュニアでも使えるおすすめ卓球台を紹介しています。

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卓球台のサイズ 小学校・中学校で違う?【一般とジュニア】

引用元:Amazon

国際規格のサイズ
■幅
152.5cm

■長さ
274.0cm

■高さ
76.0cm

卓球台のサイズは、国際規格によって定められています。上記のサイズが一般的な国際規格サイズの卓球台です。世界卓球から学校の部活動まで共通して上記のサイズの卓球台が使用されています。

ただし、一部の大会ではサイズが変わってきます。

バンビの部(小学校2年生以下)は高さが違う

全日本卓球選手権大会では、学年によってクラス分けがなされています。卓球台のサイズが異なるのは、小学校2年生以下。つまり、バンビの部です。

バンビの部では、卓球台の高さは66cmとされています。一般に使われる卓球台よりも10cmほど低いですね。以下は、「全農杯 平成28年度全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部) 実施要項」より抜粋した文章です。

卓球台はグリーン又はブルーを使用する。卓球台の高さは、バンビのみ 66 ㎝を使用する。

引用元:「全農杯 平成28年度全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部) 実施要項」競技ルールより

バンビの部(小学校2年生以下)
■幅
152.5cm

■長さ
274.0cm

■高さ
66.0cm

縦と横のサイズは、国際規格と同じ。高さのみ変更になっています。

元卓球部の一言
卓球を始めたばかりの方は、「バンビの部」「カブの部」といった言葉に耳なじみがないかもしれません。大学から卓球を始めた私もこのクラス分けに耳なじみがありませんでした。というわけで、自分の備忘録的にクラス分けを一覧

 

大学生以上 一般
高校生 ジュニア
中学生 ガデット
小学生5・6年 ホープス
小学生3・4年 カブ
小学生2年以下 バンビ

 

サイズが異なるワケ

小学2年生以下が出場するバンビの部。卓球台の高さが違う理由は、身長を考慮しているからでしょう。

身長が低いと、高い卓球台では満足にプレーすることができないですからね。そのため、小学校低学年の選手が出場するバンビの部に関しては、高さが考慮されています。

ちなみに、小学校2年生の平均身長は、男子で122cmほど。女子で121cmほどです。小学1年生だとさらに身長は低くなります。76cmの高さがある卓球台だとプレーしにくいことは容易に想像できます。

元卓球部の一言
国際規格の卓球台の高さは76cm。小学生低学年の身長だと、台から50cmほどしか頭が出ていないことになります。

 

これを身長170cmの大人に置き換えると、120cmの高さの台で卓球をやることになります。想像するだけでも難しく感じてしまいますね。

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小学生低学年用の卓球台はあるのか?

引用元:Amazon

小学二年生以下のバンビの部では、卓球台の高さが違うと紹介してきました。ここで気になるのは、バンビの部に出場するような小学生低学年、もしくは小学生以下が使うような卓球台があるのか、という点。

実際にAmazon・楽天で検索してみました。

Amazon・楽天にはなさそう

引用元:Amazon

Amazonや楽天で、「卓球台 バンビの部」と検索しても出てくるのは遊び用の卓球台ばかり。国際規格サイズではないものばかりが検索にヒットします

他にも、「卓球台 小学生」「卓球台 ジュニア用」「卓球台 中学生」などのキーワードを入れて検索してもそれ用の卓球台は見つかりませんでした。

ネットで注文することは不可能なのか…。そう感じていた時、あるサイトでバンビの部に対応している卓球台を見つけました。

 

高さ調節できる卓球台発見!

引用元:KAWAI公式サイトのキャプチャ画像

音楽教室で有名な「KAWAI」から、高さ調節できる卓球台を見つけることができました。卓球のイメージがなかったのでちょっと意外でした。ただ、サイズは国際規格になっており、ちゃんと競技用の卓球台のようです。

この卓球台が他の卓球台と違うのは、高さ調節できる点。レバーを操作することで、一般の選手が使う76cmと、バンビの部で使用される66cmに切り替えが可能なようです。

人を選ばない高機能卓球台ですね。ネックなのが、その値段。12万円します。しかも税抜き。個人で買うにはちょっと高いですね…。

 

家での練習なら、家庭用サイズで代用可能

引用元:Amazon

上記で説明したような卓球台は、大会で使用される国際規格サイズ。家で練習する分には、このサイズを守る必要はありません。

家庭用サイズの卓球台であれば、国際規格のものよりも低い高さが設定されているものも多いです。縦と横のサイズも一回り小さいですが、小学生低学年、もしくは小学生以下のお子さんが卓球に親しむ分には問題ないでしょう。

また、家庭用の卓球台の中には弾み性能がしっかりした競技を意識したものもあります。以下の記事では、そんな家庭用卓球台のおすすめを6つ紹介しています。興味があればチェックしてみてください。

家庭用卓球台おすすめ6選【遊び用・練習用】

 

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