卓球のラバーの中でもトップクラスの人気を誇るロゼナ。性能は高いし、価格は結構安い。そのため、ロゼナを愛用している方は多いと思います。
ただ、ネックは「寿命の短さ」。本記事では、ロゼナの寿命についてレビューをまとめてみました。
卓球ラバー ロゼナの寿命はどれくらい?
引用元:Amazon
ネットの声
ロゼナとプラクソンはくっそ寿命が短いので注意。
— 白井729まっきゅん(あしがられいいち) (@friendship729sp) 2018年7月23日
ロゼナの寿命短すぎてもうダメなので
インナーフォースレイヤーALC.Sのバックに合うおすすめのラバー教えて下さい!!!— ゆう@卓球垢 (@tabletennis0915) 2018年7月22日
ラケットのバック側のロゼナ、シート見たら明らかに粒浮いてたしこれが噂に聞く シートがダメになってきた ってやつか!
なんだかんだスプリングスポンジのラバーこんなに使ったことないから初めてだけどいくらなんでも寿命短すぎでしょ(´°Д°`)— 今野 拓海 (@wnwntaiko) 2018年7月25日
#卓球 んー……>RT ロゼナは特に寿命短く思います。クラブにも使用者が2人いますが、週3×2時間練習くらいで、2ヶ月が限度かなあ? という印象。あと700?1000円安かったら、市場を席巻しそうなんだけどなー。無理なんだろうなー。
— Yoshihiro Shirataki (@shiratakiy) 2018年2月19日
ロゼナが俺的には神ラバーすぎてな…引っ掛かりもいいし柔らかいしよく飛ぶしよく入る…。EL-Sも性能はかなーーり良かったんだけどなんか2ヶ月ぐらいで引っかかりが悪くなって、寿命が短くてコスパはあまりよくないのかなと…
— 見習い雑兵 (@zouhyou) 2017年11月18日
実験として意図的に丸二ヶ月手入れをしてなかったロゼナが、普通にまだ引っ掛かるし打っても球が落ちない
発売当初寿命ガーと言われてたけど、フライアットスピンに比べたら無劣化に等しい— Rさん (@r_tomasson) 2019年2月2日
ネットでロゼナの寿命に関する口コミを集めてみました。評判通り、やはり「寿命が短い」と感じる人は多いようですね。Twitterで「ロゼナ 寿命」と検索すると、「短い」と嘆く声が多数見つかります。
使用頻度や使用後のケアにもよって寿命は左右されるので、寿命が訪れた期間は人によって差がありますね。
「1カ月目で性能の劣化を感じた」という人もいれば、「2か月使っても劣化なし」という人もいます。Twitterのレビューを見ていると、だいたい「1カ月~2か月」という声が多いですね。
寿命は2カ月~3か月
私の周りのロゼナ愛用者(1日3時間で週3回使用)に聞いたところ、3か月ほどで寿命がきたと話していました。
最初の1カ月は問題なく使用でき、2か月目で多少ひっかかりの悪さを感じ(まだ許容範囲の劣化)、3か月目でそろそろ寿命かな~と感じたそうです。
その人は1日3時間、週三くらいの練習量。毎日練習する人であれば、もっと早く寿命が尽きそうです。高校生など毎日部活がある場合は、1~2か月で寿命がきてもおかしくないですね。
その人にテナジーの寿命と比較してもらったところ、「テナジーと同じくらい」だそうです。ロゼナもテナジーと同じ技術を使用しているので、テナジーと同程度の寿命となるのかもしれませんね。
そう考えると、ロゼナの寿命はテンション系ラバーの中では長くもなく短くもないくらいでしょうか。
寿命の見分け方
ロゼナはテナジーと同じく、テンションラバーです。テンションラバーの寿命の見分け方は、「性能の劣化」。
高弾性ラバーのように見た目で寿命が分からないので、性能の劣化で寿命を判断します。具体的には「ひっかかりが悪くなる」「回転がかからなくなる」「表面がつるつるするなどですね。(※高弾性ラバーは、表面に白い線が浮かんできたら寿命だと言われてます)
ロゼナに限らず、卓球のラバーは使用する度に性能は落ちていきます。自分がどこまで許容できるかで、寿命は変わってきます。
世界で活躍するようなトップの選手は、数日~1日でラバーを張り替えるようです。常に性能MAXのラバーに慣れるためですね。スポンサーがいるから成立するものの、自分で買ってたらお金をとんでもなく消費しそうです。
寿命を長くする方法
- 保護フィルムを貼る
- 練習中にラバーに息を吹きかける
- 涼しい場所に保管する
卓球のラバーは、空気に触れることで徐々に劣化していきます。つまり、ラバーの劣化は避けることができません。ですが、劣化を遅くすることは可能です。
練習後にクリーナーで綺麗にして保護フィルムを貼ったりするほかにも、練習中に息を吹きかけることでも寿命を延ばすことができます。
これらのケアは、性能が落ちたと感じる前から継続的にやっていくのが大事です。性能を回復させるためのケアではなく、性能の劣化を遅らせるためのケアだからです。
性能が落ちたまま使い続けるのはおすすめできない
テンション系ラバーの寿命は、自分で決めます。性能の劣化の許容範囲を超えたら張り替えます。
つまり、性能の劣化を許容し続ければ半永久的にラバーを使用することができます。ただ、性能が劣化したままラバーを使用するのはおすすめできません。
おすすめしない理由は「変なクセがつくから」。性能が劣化して、ひっかかりが悪くなったラバーで打っていると、ムリな打ち方が増えます。正常なラバーで打つ感覚を失ってしまいます。
ラバーを張り替えた時に、感覚の違いに戸惑い困惑するはずです。変なクセをつけないためにも、ラバーの寿命の見極めは結構大事です。
■関連記事
ロゼナから乗り換え!|おすすめラバー2選
初級者におすすめ|ライガン
引用元:Amazon
ヤサカ
■値段
3,700円
ヤサカのラバー「ライガン」。回転に特化したラバーです。コントロール性能はロゼナ以上です。スポンジは柔らかく、初級者でも扱いやすいラバーです。中級者以上の人もバック面で使用するなど、使用者の層はかなり幅広いです。
同価格帯のラバーと比べると性能面でもかなり優秀。そして安い。Amazonなど割引価格で購入すれば、2000円~3000円台で購入することが可能です。
性能はそれなりに高く、安い。コスパ的には完全にロゼナの上をいってます。寿命の比較はしていませんが、レビューを見る限り少なくともロゼナよりは長そうです。
中級者以上におすすめ|エボリューション EL-S
引用元:Amazon
TIBHAR
■値段
6,000円(税込)
TIBHARのラバー「エボリューション EL-S」。回転に特化したラバーです。卓球をはじめたばかりの初心者や初級者にはおすすめできません。スイングスピードがある程度身についている中級者以上におすすめしたいラバーです。
その理由は、「スポンジの硬さ」。数値的には中間程度の硬度ですが、実際に使用してみるとかなり硬め。卓球ナビに投稿されたレビューを見ても「思ったよりも硬い」という声が多数投稿されています。
ある程度のスイングスピードと、擦る感覚がなければ使いこなすことは難しいはずです。ただ、使いこなすことができれば、テナジーに匹敵する回転力を手に入れることができます。
そして、寿命が長い。寿命でロゼナを断念した中級者以上にはかなりおすすめのラバーです。
■関連記事