ラバーの性能に大きく影響するのが、スポンジ硬度。柔らかいラバーは回転をかけやすくコントロール性能に優れています。一方の硬いラバーは威力が出やすいという特長があります。
本記事では、柔らかい・柔らかめのおすすめラバーを7つ厳選して紹介していきます。
卓球 柔らかいラバーのメリット・デメリット
まずは、柔らかいラバーのメリット・デメリットをざっとまとめてみました。柔らかいラバーを購入する際の参考にしてもらえれば幸いです。
メリット
- 回転がかけやすい
- コントロールしやすい
- 力を加えなくても飛ぶ
- 弧線が出やすく、安定したドライブを打てる
- 回転の影響を受けにくい
- 軽い
柔らかいラバーのメリットは、ざっと上記の通り。一言にすれば「初級者にもおすすめできる」。
軽く、ボールのコントロールもしやすく、回転もかけやすい。卓球を始めたばかりの初級者にもってこいのラバーです。中級者以上のプレイヤーは、バック面に貼っている人が多い印象ですね。
デメリット
- 相手の打球に押されやすい
- 回転はかけやすいが、最大回転量は硬めの方が多い
- 硬いラバーと比べて、ドライブの威力が落ちる
- 硬いラバーと比べて、回転量・威力ともに落ちる
柔らかいラバーのデメリットは上記の通り。一言でいえば「威力と回転量は落ちる」。
硬いラバーの方が、威力が出やすく、回転量も多いですね。そのため、スイングスピードが速く、自分でボールをしっかりとこすれる人には、柔らかいラバーよりも硬いラバーをおすすめします。
もちろん、上級者でも安定重視のプレイヤーは柔らかいラバーを選ぶ人もいます。
柔らかい・柔らかめ おすすめラバー7選
ライガン|初級者にもおすすめ
引用元:Amazon
ヤサカ
■値段
3,700円(税抜)
ヤサカのラバー「ライガン」。ラバーは程よく柔らかく、コントロール、回転性能に優れています。かなり使いやすいので、初級者にもおすすめしやすいラバーです。最初の1枚に選ぶ人も多いですね。
公式サイトの言葉を借りると、「柔らかめのシートやスポンジを採用することでより扱いやすくなりました」。レビューを見てもらったら分かりますが、このキャッチコピーに偽りはありません。
卓球ナビでも高評価が多く、10点満点中9.11点となっています。「ライガン」は、本ブログでも何度も紹介しているラバーで、個人的にもかなり好きなラバーです。
マントラS|シリーズで一番柔らかい
引用元:Amazon
STIGA
■値段
4,200円(税抜)
STIGAのラバー「マントラS」。マントラシリーズの中で、一番柔らかいラバーですね。回転のかけやすさと、コントロール性能の高さに定評があります。
扱いやすさのわりに性能は高く、人によっては「テナジーに匹敵する」と評価する人もいます。個人的にそれは言い過ぎだと思いますが、性能が高いことは間違いありません。
クセがなく扱いやすいので、「性能を引き出しやすい」という点もあるかもしれませんね。ライガンと同じく、初級者にもおすすめできるラバーです。
そして安い。これもうれしいポイントです。
ロゼナ|2、3枚目におすすめ
引用元:Amazon
バタフライ
■値段
5,000円(税抜)
バタフライの人気ラバー「ロゼナ」。テナジーと同じくスプリング スポンジを採用。スポンジ硬度は少し柔らかいので、テナジーよりも扱いやすさが増しています。
回転・スピード性能はテナジーの方が一枚上手ですが、コントロール性能や扱いやすさはロゼナの方が断然上です。高性能で使いやすいため、両面ロゼナという人も珍しくありません。
一番のネックは寿命が短いということ。練習量にもよりますが、2~3か月で寿命がきたという人が多いようです。まぁテンション系ラバーであれば寿命の短さは仕方がないことなのですが。
最初の1枚としてはおすすめしませんが、ある程度技術が身についた2枚目、3枚目のラバーとしてはかなりおすすめできます。
私の周りでも2枚目~3枚目でロゼナを貼っている人がいます。
テナジー05FX|柔らかく使いやすいテナジー
引用元:Amazon
バタフライ
■価格
7,314円(Amazon価格)
バタフライのラバー「テナジー05FX」。スポンジ硬度を柔らかくすることで、回転性能と安定性能をアップさせたFXシリーズ。威力や回転量は従来のテナジーに劣りますが、扱いやすさは断然こちらの方が上です。
ネットに投稿されたレビューの中でも、「テナジー05は使いこなせなかったけど、テナジー05FXなら使いこなせた」という声もチラホラあります。
柔らかいスポンジの採用で扱いやすくなったとはいえ、性能はかなり高い。そのため、卓球を初めて間もない初級者の方にはおすすめできません。ある程度上達してから使用することをおすすめします。
ラザンターR37|かなり柔らかいラバー
引用元:Amazon
Andro
■価格
6,200円(税抜)
Androのラバー「ラザンターR37」。ラザンターシリーズの中でも最も柔らかいラバーです。スーパーソフトスポンジを採用しており、安定性・回転のかけやすさはピカイチです。
卓球ナビのレビューの中でも、「柔らかい」という声が目立ちます。触っただけで分かる柔らかさなので、驚く人も多いみたいですね。
とにかく柔らかいラバーを探している方は、試す価値は十分にあるラバーです。
ブルーファイア M3|安定重視の中級者におすすめ
引用元:Amazon
DONIC
■価格
4,147円(Amazon価格)
DONICのラバー「ブルーファイア M3」。ブルーファイヤシリーズの中でも柔らかめのラバーです。そのため、コントロールと回転のかけやすさに定評があります。
公式のキャチコピーには「心地よい打球感、しっかりとボールを捉えるグリップ力で、プレーに全力で打ち込める安心感はシリーズ中最も優れています」とあります。
卓球ナビに投稿されたレビューの中でも「安定する」という声が目立ちます。その一方で、「威力が物足りない」という声もあります。これは柔らかいラバーに共通しているレビューですね。
ラクザ7ソフト|定番の柔らかラバー
引用元:Amazon
ヤサカ
■価格
5,000円(税抜)
ヤサカのラバー「ラクザ7ソフト」。ラクザ7のトップシートに柔らかいソフトスポンジを採用。回転のかけやすさと安定性が増しています。例によって、スピード性能は落ちていますが、扱いやすさは評価できます。
人気シリーズのラバーということもあり、卓球ナビにも多くのレビューが投稿されていますね。私が確認した時点(2019年5月)で、60件のレビューが投稿。10点満点中8.18点となっています。
上で紹介したライガンが気に入ったら、ラクザ7ソフトを試してみるのもおすすめですよ。
【まとめ】おすすめラバー一覧
ラバー名 | 価格 |
ライガン | 3,700円 |
マントラS | 4,200円 |
ロゼナ | 5,000円 |
テナジー05FX | 7,314円 |
ラザンターR37 | 6,200円 |
ブルーファイア M3 | 4,147円 |
ラクザ7ソフト | 5,000円 |