卓球初心者におすすめのラバー厚さは「中」【2つの理由】

初心者が卓球の用品を選ぶ時に悩むのが、ラバーの厚さ。「厚さによって何が変わるのか」「回転をかけやすいのはどっちか」「何を基準に選べばいいのか」など、初心者にとっては難問ですよね。

この記事では、そんな難問を解決すべくラバーの厚さについて徹底的に解説していきます。その上で、初心者におすすめのラバーの厚さを紹介します。

スポンサーリンク

ラバーの厚さって何?

卓球のラケットに貼るラバーは、ゴム部分のトップシート(ボールが当たる部分)とその下にあるスポンジからできています。スポンジには厚さの種類があります。

ラバーの厚さというのは、スポンジの厚さのことを指しています。

元卓球部の一言
ラケットの種類も多いし、ラバーの種類も数えきれないほどあります。その上、ラバーの厚さまで…。初心者の頃は私も頭が混乱しました。まずは、あまり深く考えずにおすすめの厚さを選ぶと良いと思います。

続ける中でどの厚さにすればいいか、自分にあったラバーの厚さを考えれば大丈夫です。ちなみに、私が卓球部に所属していた頃は、卓球の用品店のおじさんと雑談しながら厚さを決めてました。

厚さの種類

  • 特厚
  • 極薄
  • 一枚ラバー(スポンジなし)

厚さの種類は、全部で6種類。一番厚いのが、特厚。逆に一番薄いのが、一枚ラバーです。一枚ラバーはスポンジ自体がありません。

ラバーのメーカーによっても異なりますが、特厚で2.1mm。厚で2.0mm。中で1.8mm。薄・極薄で1.6mmの表記がされています。特厚から極薄まで5mm程度の幅がありますね。

ほんの少しの違いのように思えるかもしれませんが、厚さによって打球感は大きく変わります。何が変わるのかと言うと、「威力」と「コントロール」の二つ。

厚さで威力とコントロールが変わってくる

ラバーの厚さによって、「威力」と「コントロールのしやすさ」が変わってきます。

スポンジが厚いほど反発力が強くなり、ボールが弾みやすくなります。そのため、ボールの威力が増します。その代わり、コントロールが難しくなります。

逆に、スポンジが薄ければ弾みにくくなるため球の威力は落ちます。ただし、球のコントロールはしやすくなります。

厚みによる特性の違いを知った上で、自分に合った厚みのラバーを選んでいきましょう。以下では、初心者におすすめの厚さを紹介していきます。

元卓球部の一言
■厚いラバー
メリット:ボールの威力が上がる
デメリット:コントロールが難しい

■薄いラバー
メリット:ボールの威力は下がる
デメリット:コントロールが簡単

スポンサーリンク

卓球初心者におすすめのラバーの厚さは「中」【2つの理由】

厚いラバーは、威力は出るけどコントロールが難しい。薄いラバーは、威力は出ないけどコントロールがしやすい。この点を踏まえて、初心者におすすめしたいのは、「中」の厚さのラバー。

中の厚さのラバーをおすすめする理由は、二つあります。

  • コントロールもしやすく、威力もある
  • 後で調整しやすい

コントロールもしやすく、威力もある

中の厚さのラバーは、一番バランスが取れています。薄・極薄よりも威力はあるし、厚・特厚よりもコントロールがしやすいです。

世界で活躍するトッププレイヤーは特厚ラバーを使っている選手が多いですが、これは威力を重視しているからです。ボールコントロールを完璧なので、コントロールのしやすさよりも、ボールの威力を選択しています。

一方で、初心者はまだ卓球自体に慣れていないためボールのコントロールが比較的しやすい厚さを選ぶことをおすすめします。コントロールできるようになってから、厚みを加えていくのが良いのではないでしょうか。

後で調整しやすい

ラバーは消耗品なので、一定期間使えば交換することになります。最初に「中」を選んでおけば、二回目にラバーを選ぶ時に調整がしやすくなります。

例えば、オーバーミスやレシーブミスが目立つのであれば、コントロールがしやすい薄いラバーに変えてみるのが良いと思います。その一方で、コントロールが身についていて少し威力を出したいのであれば、厚いラバーに変えるのが良いでしょう。

最初に「中」の厚さを選ぶことで、自分に合ったラバーを探しやすくなります。

一番理想のラバーの選び方は、「自分に合ったもの」ですよね。自分の感覚や戦型に合わせてラバーや厚さを選べれば、それがベストです。

ですが、初心者のうちは何が自分に合っているのか分からないと思います。練習や試合を積み重ねていく中で自分に合うラバーや厚さを知ることになります。

スポンサーリンク

ラバーの厚さと回転への影響

ラバーの厚さと回転はどのような影響があるのか。一般的には、厚いラバーの方が、薄いラバーよりも「相手の回転の影響を受けにくい」と言われています。スポンジが回転を吸収するので、影響を受けにくいのでしょう。

そして、厚いラバーの方が回転をかけやすくなると言われています。

ただ、これはあくまで一般論。中には「特厚よりも、薄の方が回転がかかる」という声もあります。この違いは、打つ人の回転のかけ方、技術に関係しているようです。

回転のかけ方は人によって違います。そのため、薄いラバーの方が思いっきり回転をかけられる人もいたり、厚いラバーで回転をかけにくいと感じる人もいるのだと思います。

つまり、自分に合ったラバーかどうかに関係してきます。

そういう意味でも、初心者の方には調整しやすい「中」の厚さがおすすめ。まずは、自分に合うラバーを見つけることを優先してみてください。

 

動画「【卓球用具】Xiaが「スポンジの厚さ」についてモノ申す!【卓球知恵袋】」

卓球ラバーの厚さについて、YoutubeチャンネルWRM-TV のXia(しゃー)さんと、がねさんが語っている動画を見つけました。さらに詳しくラバーの厚さについて知りたい方は、以下の動画をチェックしてみてください。




スポンサーリンク

 

■関連記事
卓球初心者におすすめ!遊び21選【練習にもなる】

卓球初心者 一人練習まとめ【家でもOK】

いつまでが卓球初心者?【脱初心者3つの基準】

卓球初心者 アウトミスの原因と解決方法

卓球初心者が勝つ方法 3つの戦術【元卓球部が伝授】

卓球初心者におすすめのラバー厚さは「中」【2つの理由】

卓球初心者必見!打ち方集【コツあり】

卓球初心者を相手にする時〇〇だけはしてはいけない【実体験】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です