楽しい卓球の練習メニュー6選【動画あり】

卓球の練習メニューの中から、楽しいものを6つ厳選しました。初心者に卓球を教える際や、日々の練習の中に楽しさを入れたいと考えている方はぜひ参考にしてみください。

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楽しい卓球の練習メニュー6選

①球突き選手権

ラケットでボールをポンポンと上下に弾く球突き。誰しも一度はやったことがあると思います。練習メニューというよりは遊びに近いですが、初心者にとっては球を弾く感覚をつかむ大事な練習になったりもします。

ただ球突きをしても楽しいっちゃ楽しいのですが、それだけだとすぐに飽きてしまいます。ですが、ゲーム要素を入れることで楽しい練習メニューになります。

回数を競わせる

複数人で練習する時には、誰が一番多く球突きできるかを競わせます。ちょっとしたポイントですが、結構白熱しますよ。

初心者でも参加しやすい球突きなので、参加者が平等に楽しいというのも球突きのメリットですね。

チーム対抗でリレー

運動会のスプーンレース(スプーンにボールを入れて競争する競技)のような練習メニューです。球突きをしながら、リレーを行います。”競争”というのが、練習を楽しむ一つのコツだといえますね。

人数が多い時、初心者が多い時には楽しい練習となります。

ネットの感想

ラケットの側面でやる球突き楽しい
卓球の球突きって、面→側面→グリップってレベルアップできるから楽しい
球突きで一方向に回転かけすぎて、とんでもない勢いで飛んで行ったのはいい思い出。ただし、試合会場ではやらないでください。怒られます。

一人で球突きをやる場合でも、楽しめる方法はあります。上記にもあるように、「面での球突き」「側面での球突き」「グリップでの球突き」のようにレベルアップさせて難易度を上げるとより楽しめます。

回転をかけて爪でキャッチするという、スピンキャッチという遊びもありますね。一人でもできる卓球の遊びについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

卓球初心者 一人練習まとめ【家でもOK】

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②ロビング対スマッシュ

私が卓球部だった頃は、この練習メニューが特に好きでした。シンプルですが、かなり楽しいんですよね。楽しいし、きちんと練習にもなるという一石二鳥の練習メニューです。

練習方法

練習方法は、ロビング担当とスマッシュ担当に分かれて打ち合うだけ。ロビング担当は、ひたすらロビングを打ち上げます。スマッシュ担当はひたすらスマッシュを打ち続けます。

ロビング担当は、足を使って打球点に走るのでフットワーク練習にもなります。スマッシュ担当は、スマッシュが決まるとかなり気持ちいいです。ですが、決まるまで何度も打つことになるのでかなり疲れます。

どちらも疲れる練習メニューですが、かなり楽しい練習です。

ネットの感想

卓球部のころは休憩になったら、友達とロビング練習してた。楽しいんだよなアレ。
楽しい練習メニューはいくつもあるけど、一番楽しいものを選べと言われたら、ロビングスマッシュになります。
スマッシュがとにかく気持ちいい。卓球部の楽しい思い出です。

 

③地獄の多球練習

短時間に多くのボールを打つ多い球練習。効率的に反復練習ができるので、初心者にもおすすめできる練習メニューです。

球出しの人は、とにかくひたすら球を出し続けます。打つ人はミスしてもひたすらに打ち続けます。苦手なコース、苦手な回転、フットワーク練習などに用いられます。

これもかなり疲れる練習メニューですが、楽しいという一面もあります。もしかしたら、疲れることと楽しいことは直結しているのかもしれませんね。

フットワーク練習がキツイし楽しい

私が卓球部だった頃に多球練習で最もやったメニューが、フットワーク練習。フォア側、ミドル、バック側の3点に球出しをしてもらい、それを全てフォアで返球します。

時間で区切ったり、ボールの数で区切ったりします。

フォア→ミドル→バック→ミドル→フォアというように、延々と続きます。ミスをしても球だしは止まりません。ネットにかかっても、アウトしても、空振りしても、時間がくるまで(ボールが尽きるまで)終わりません。

最後の方はかなり息が上がります。足が動かなくなります。まさに地獄の多球練習。疲れるけど、楽しい練習メニューです。

球だしで先輩に逆襲もできる

多球練習が楽しいのは、返球する側だけではありません。球だしも楽しさを感じる要素はあります。

球だしのペースを上げたり、ふり幅を大きくすることで返球する側をほんろうすることが出来ます。

普段の試合では勝つことができない先輩を揺さぶるという感覚を味わうことが出来ます。ただし、やりすぎると本気で怒られるのでやりすぎには十分な注意が必要です。

私はやりすぎて普段は優しい先輩に睨まれたことがあります。

ネットの感想

多球練習が楽しい人は、卓球が好きな人らしい
スパルタな多球練習が楽しい。もしかして私はMなのか。
楽しい上に、フットワークも鍛えられるって最高の練習やな多球練習。

多球練習が一番楽しい練習メニューだという声は意外にもかなり多かったです。辛いから嫌だという声もなくはないですが、私がTwitterでざっとみた限り、楽しいという声が多い印象です。

返球相手がいないので、ミスを気にせずに思いっきり打てるというのも、楽しいポイントなのかもしれませんね。

 

④王様ゲーム

合コンでやるような王様ゲームではなく、れっきとした卓球の練習メニューです。3~4人で行う試合形式のゲームです。

やり方

まず、参加者の中で王様を一人決めます(じゃんけんなどで)。王様以外の参加者は挑戦者となります。王様と挑戦者が決まったら、王様と挑戦者の一人が試合をします。他の挑戦者は、列になって並びます。

王様が2点とったら、王様の勝ち。王様はそのまま続行して次の挑戦者と試合を行います。負けた挑戦者は、挑戦者の列の最後尾に並びます。

王様が2点とる前に、挑戦者が3点取ったら挑戦者の勝ちです。挑戦者が勝った場合は、勝利した挑戦者が新しい王様となります。負けた王様は、挑戦者となり、列の最後尾に並びます。

制限時間が来たら試合終了。その時点で王様だった人物の優勝です。

初心者でも優勝できる可能性がある

王様ゲームの勝者は、制限時間が来た時に王様だった人です。ずっと王様の座にいても、最後の最後で負ければ負けです。

一方で、常に挑戦者で負け続けていたとしても、最後の最後に王様に勝つことができれば優勝できます。運とタイミングによって、初心者でも格上に勝つことが出来ます。

こういう点も王様ゲームが楽しいポイントです。

ネットの感想

王様ゲーム楽しすぎて1時間ぶっ続けでやってた。卓球って楽しい!
卓球部流の王様ゲームは本当に楽しい。普通に練習メニューだけど、パーティメニューとしても成立してるんじゃないかと思う。
初心者の時に王様ゲームで優勝したことがきっかけで卓球にハマった。何よりも、先にまず楽しいから入ることの大事さを学んだ。

Twitterで王様ゲームを検索したんですが、ツイートの数はそこまで多くありませんでした。もしかしたら、卓球部によって呼び方やルールが異なるのかもしれません。

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⑤アルティメット卓球

私はやったことはないんですが、4つの卓球台を使った卓球の試合。練習メニューというよりも、遊びに近いですね。

やり方

卓球台を4つ合体させて巨大なコートを作ります。あとはそこで卓球の試合をするだけ。通常のルールと違うのは、「2バンまでOK」「短いサーブはNGで、相手の台の半分を超えないとダメ。」など。

通常の4倍の広さで行うアルティメット卓球。面積が大きくなるということは、それだけ足を動かさないといけないということです。かなり体力を消費しますが、いつもとは違う感覚でかなり楽しいようです。

ネットの感想

1ゲームでバテるけど、アルティメット卓球楽しい。
アルティメット卓球やったけど、想像以上に面白かった。ただめっちゃ疲れる
いつもは入らないようなボールがコートに入るのは気持ちいいな。思いっきり打てるのが魅力かな。

 

⑥ハンデ戦

卓球初心者が、「楽しくないなぁ」と感じる要因の一つが格上との「実力差」です。実力差が開きすぎていると、試合形式でも勝てないし面白くありません。

そんな初心者でも楽しめる練習メニューがハンデ戦。格上の選手にハンデを課して試合をすることで、初心者にも勝機が生まれて楽しめます。さらに、格上選手にとっても緊張感が生まれるので一石二鳥です。

やり方

ハンデの付け方は色々あります。一般的なハンデの付け方をまとめてみました。

■点数ハンデ
実力差に応じて点数でハンデを付けます。全くの初心者と上級者の対戦であれば、9-0くらいの点数をつけてもいいかもしれません。上級者もミスができないので、真剣勝負になります。

■ネットハンデ
卓球のネットの距離をずらします。初心者側のコートを狭くします。そうすることで、上級者はボールを入れにくくなります。実力の差によって、ネットを動かす位置を調整します。

■回転しばり
打つ回転の種類に縛りを設けることで、ハンデを付けます。例えば、下回転のみなど。

ネットの感想

ハンデ戦だけど、白熱したわ~!
卓球のハンデ戦といえば、ネットずらし。長いボールしか打てなくなるから、結構難しいんだよね。
温泉卓球だったら、ラケットVSスリッパなんてハンデ戦もありかも。

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まとめ

楽しい卓球の練習メニューを紹介してきました。少しの工夫で、楽しさを演出することはできます。卓球の練習は厳しすぎても続きません。まずは楽しさを知ってからの方が上達も早いはずです。

ぜひ練習メニューの中に、”楽しい”を取り入れてみてください。

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