卓球ラケットの寿命について調べてみました。何年で寿命が来るのか、寿命が長いラケットはどれなのか、寿命を迎えるパターンは…などなど。
ラケットの寿命を延ばすための方法についても紹介しています。ラケットは、できれば長く愛用したいものですよね。
卓球ラケットの寿命は何年?いつ寿命を感じた?【ネットの声】
そういや、この前ラケットの先っちょ割ってしまったんだが、これ大丈夫なんだろうか。
卓球のラケットの寿命がどの程度か知らないけど、かれこれ10年くらいは使ったからなぁ。
買い替え、るか・・・?— スノウ (@SnowHorus) 2018年11月15日
ンァー
久々に卓球したくなったけどラケット買い換えないと今のやつもう寿命な気がする— 森田 葵 (@aoi_hytva_15) 2018年5月5日
久々に卓球~?20年モノのラケットの劣化が凄いけど、このラケットでしか打てない魔球あるかもしれないし、、、
— ピグピグ (@pigupigupigumon) 2018年11月17日
マジでやらかした笑
今日シートスで卓球やっとったら手が滑って20000円ラケット割れた笑
終わった…
ラケット新しいの買お pic.twitter.com/C8hh3sejTR— 森川雄太 (@yuta89644305) 2016年6月16日
次男、友達と卓球練習したらラケット折れた。
急遽ラケット買いにショップへ。— FAL (@sp_fal2) 2018年11月18日
人によって卓球のラケットの寿命の訪れ方は様々ですね。「折れた」「湿気た」「割れた」などなど。何年で寿命が来たという口コミはあまりありませんでしたが、ネットで見つけた声によると「10年」という声がチラホラありました。
ただ、その一方で「20年近く使ってる」という声もあります。一概に「ラケットの寿命は何年!」と断言するのは難しそうです。ラケットにもよりますし、管理方法にもよります。突発的な事故で急に寿命が来る場合もありますしね。
以下では、卓球ラケットが寿命を迎える4パターンを紹介していきます。また、寿命の伸ばし方も紹介します。
ラケットの寿命は4パターンある
①ラケットの破損
一つ目の寿命は、ラケットの破損。
ラケットの主な素材は、木材です。カーボン入りラケットでも木材が主となっています。そのため、台にぶつけたり落としたりするとラケットが欠けたり折れたりする場合があります。
特に注意が必要なのは、ラケットを大きく振るカットマン。勢い余って台に思い切りぶつける人は少なくありません。あとは、ツッツキを多用する方。実は、私もツッツキでラケットが台に当たって欠けたことがあります。
寿命を伸ばす方法を強いて言うなら、落とさないように注意する、ラケットケースに入れるくらいしかありません。遊びでラケットを投げたりするのは言うまでもありませんね。
②湿気
二つ目の寿命は、「湿気」。
ラケットは、湿気を吸うと反発力が弱まります。ボールが弾まなくなります。ラケットの性能が著しく落ちるので、ラケットを交換する必要が出てきます。また、湿気を吸ったラケットはその分重くなります。
ラケットの湿気を防ぐためには、適切な管理が必要です。ただ、管理をしていてもラケットの湿気を完全に防ぐことはできません。自分の周囲の情報によると、3年~5年くらいでラケットは徐々に湿気てくるようです。
ただ、10年以上同じラケットを使い続けている人も少なくありません。
この乾燥材を、ラケットと一緒にラケットケースに入れるだけ。これだけでもラケットの湿気をとり、寿命を延ばすことができます。湿気の多い梅雨の時期など試してみてください。
湿気を感じる前からのケアが大事ですが、「重い」「弾まない」などの湿気の症状が出てきたらジップロックの中に乾燥剤とラケットを一緒に入れておくと、より短い時間で湿気をとることができます。※ただし、乾燥のさせすぎもは禁物
③木材の劣化
三つ目の寿命は、「木材の劣化」。
長年ラケットを使っていると、木材にダメージが蓄積してやがて限界が訪れます。内部にヒビが入ったり、割れたりします。そうなると、ラケットの性能は致命的に落ちます。
一つ目に紹介した寿命「ラケットの破損」と同じような寿命です。台にぶつけたり、足で踏んだりしなくても、ラケットは破損します。木材の劣化は、本当の意味でのラケットの寿命だといえそうです。
ただし、そう簡単にラケットにヒビが入ったり割れたりすることはありません。少なくとも5年~10年以上ラケットを使い続けないとこの寿命が訪れることはありません。もちろん使い方や管理の仕方にもよりますが。
ドライヤーを当てて強引に乾燥させたり、冬の乾燥しがちな季節に乾燥剤を使い続けるのは要注意です。
④技術レベルに合わなくなった
四つ目の寿命は、「技術レベルに合わなくなった」。
プレイヤーにとっては、喜ぶべき寿命だといえますね。自分の技術が向上することで、使用するラケットが合わなくなる。これもラケットの寿命の一つです。自分のレベルに合ったラケットを使用することで、より卓球に強くなることができます。
ラケットの性能はそれぞれ。卓球初心者の方に向けられた入門用から、トッププレイヤーに向けられた上級者用のものまであります。重さ、弾み、しなり、反動性能などなど。ラケットの性能は使う人のレベルに合わせて作られています。
様々な特性があるので、何を基準にすればいいのか迷うところですよね。一つの基準は、重さです。
筋力がついていない状態で重いラケットを使っても性能を引き出すことはできません。振り遅れたり、細かいコントロールが効きません。そのため、初心者のうちは重すぎないラケットを選ぶようにします。筋力がついてきてスイングスピードが上がったら重めのラケットを選ぶようにします。
重たいラケットになるほど、打球の重みは増します。十分な筋力がついてきたと思い始めたら、今よりも重たいラケットに交換するのも一つの選択肢です。
より反発力のあるラバーに変更するか、もしくはラバーの厚みを変えてみてもいいかもしれません。厚みを変えれば重さも増します。ラケットと同じく、ラバーも自分のレベルに合わせて選ぶことをおすすめします。
汗や湿気で重くなって、性能も買ったころに比べると確実に落ちていると思います。それでも使い続ける理由は、使いやすいから。慣れ親しんだラケットだと、やはり使いやすいものです。
トップを目指す選手はレベルによってラケットを交換すべきだと思いますが、私のように趣味でやる人なら、自分の愛用しているラケットを使い続けるのもありだと思います。
寿命の長いラケットは?【単板、カーボンは強い?】
単板は割れやすい
日本式ペンホルダーに使われることがほとんどの単板ラケット。合板ラケットとは違い、一枚の板からラケットが作られています。日本式ペンホルダーで使用される木材は、ヒノキがほとんど。
ヒノキ単板ラケットは、独特な打球感があって愛用者も多い素材です。
単板ラケットは頑丈で折れにくいと言われる一方で、割れやすいという宿命も抱えています。不意の事故でぱっくりと割れてしまったという声も少なくありません。中には、新品で届いた日に割れたという人もいるようです。
何度台にぶつけても折れない単板ラケットですが、ふとしたことでも割れてしまう。寿命は長いとも短いともいえそうですね。
私の推測ですが、日ペンラケットの愛用者は自身のラケットの管理を徹底しているように思います。打球感にこだわりを持つ人が多いため、ラケットの管理にもこだわっているのではないかなと思っています。そのため、比較的寿命の長い日ペンが多いのではないでしょうか。
単純に単板ラケットは高いから、大切にしているという人が多い気もしますが。
カーボン入りラケットは比較的寿命が長い
木材の板の間にカーボンなどの特殊素材を入れる特殊素材(カーボンなど)入りラケット。カーボンラケットは、比較的寿命は長いのかなと思います。
というのも、カーボンが入ることによって木材ラケットよりも頑丈になるからです。折れたり、割れたりするリスクは減ります(もちろん、カーボンでも折れる時は折れますが)。
そういう意味で、カーボン入りラケットは比較的寿命が長いといわれるようです。
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