卓球ラケットが折れた…。そんなことにならないために、折れる原因と保護法をまとめました。
また、「ラケットが折れる」だけでなく、「板剥がれ」「へこみ」に関しても原因と保護法を紹介しています。
卓球ラケットは日頃の保護が大事
卓球ラケットは、使い込むうちに折れたり、割れたり、板が剥がれたり、へこんだりします。どれも致命的な事態ですよね。補修・修理できる場合もありますが、そのまま使えなくなるという事態も珍しくありません。
そんなことにならないためにも、ラケットの損傷例と保護法をまとめてみました。日頃のケアをすることで、ラケットの寿命を延ばすことはできます。
- 折れる・折れた
- 板剥がれ
- へこみ
折れる原因と保護法
マイラケットがぁ!!!!
折れたーー!!最悪…#卓球 pic.twitter.com/6YI4dJnEpy— ?*。椎露≒しーろ?* (@HCXt5Pfde8XX0Bw) 2018年5月1日
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- 過度に湿気ていている
- 過度に乾燥している
- 落とす
- 台にぶつける
- 踏む
- 経年劣化による寿命
過度に湿気ていている
ラケットは天然木でできています。そのため過度に湿気ている状態は、あまり良い状態とは言えません。湿気を吸った状態が長く続くと、木材が変形したり最悪折れる原因となります。
卓球ラケットのグリップは、素手で握られることが多いです。そのため、手汗などが染み込むことは避けられません。大事なのは、使用後のケアです。
きちんと乾燥させることによって、ラケットの湿気を防ぐことができ、折れる自体を避けることができます。
また、空気中に湿気の多い梅雨の時期には、ラケットのケースの中にラケットと一緒に乾燥剤(シリカゲルなど)を入れることで湿気を防ぎ適度に乾燥させてくれます。
乾燥剤は、お菓子の袋に入っていたり、100円ショップで購入することもできます。Amazonでも販売していますね。
引用元:Amazon
過度に乾燥している
卓球ラケットは天然木でできているために、湿気にも弱く、乾燥にも弱いんです。過度に乾燥していると、ラケットにヒビが入ったり、耐久度が落ちて折れたりすることがあります。
湿気させないようにしたり、乾燥させないようにしたり、ラケットの管理は意外と難しいですね。
ある程度湿気が取れたら、放置して自然乾燥、乾燥剤を入れるなど、色々と組み合わせてみてください。
どの手法にも共通しているのが、「やりすぎないこと」。ちなみに私は、通常の季節であれば自然乾燥のみを行い、梅雨の季節になったら自然乾燥&乾燥剤を使った乾燥を行っています。
落とす
ラケットを誤って落としてしまう。そのままラケットが折れた。なんてことはよく耳にします。湿気や乾燥などで折れやすい状態になっている時に落としてしまうと折れる可能性は高まります。
ただ、新品のラケットであっても折れる時は折れます。
また、上で紹介したように「過度に湿気させない」「過度に乾燥させない」という日常のケアも大事です。ラケットを万全の状態に保つことは、ラケットが折れることを防ぐだけでなく、性能を保つことにもつながります。
台にぶつける
これは卓球経験者なら誰しもやったことがあることではないでしょうか。エンドライン近くのボールを打とうとしてスイング、そのまま台にゴツンと当ててしまった…。そんな覚えが私にもあります。
これも「落とす」と同じく、ラケットが折れる直接的な原因となります。
ただ、ぶつけることは防げなくても、ぶつけたときのダメージは軽減可能です。ラケットにサイドテープを貼ることで、ぶつけても折れないようにすることはできます。
引用元:Amazon
踏む
床に置いているラケットを踏んでしまう。これもラケットが折れる原因となります。これも卓球あるあるかもしれませんね。
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ラケットは極力床に置かないようにします。テーブルがある場合はテーブルに置いたり、バックの中に入れたりすることをおすすめします。大会時などやむを得ない場合は、壁に立てかけたりすることで踏まれる確率を落とすことができます。ただ、やはりできるだけ床に置かないのがベストですね。
■ラケットケースに入れる
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単純な話ですが、ラケットケースに入れておいた方が踏まれた時のダメージを軽減することができます。「踏まれる」という不慮の事故はいつ何時起こるか分かりません。ラケットケースに入れておけば絶対に安心とはいえません。ですが、ある程度ダメージを軽減して折れることを防いでくれます。
引用元:Amazon
経年劣化による寿命
ラケットにも寿命はあります。使用頻度、管理状況によって寿命は大きく変化します。長い人で20年以上も同じラケットを使っているという人もいます。
ただ、どんなラケットにも必ず寿命は訪れます。長いか短いかだけの違いです。長年の使用でラケットにダメージが蓄積して、ついには限界を超えて折れてしまう。これは避けることができません。
寿命によるラケットの破損は、修復しようがありません。できることといえば、ラケットの寿命を延ばすことくらい。以下の記事では、ラケットの寿命を延ばす方法についてまとめています。興味があれば読んでみてください。
板剥がれの原因と保護法
ラケットが上から2枚まで剥がれた、、、 pic.twitter.com/jr5V4bLa2e
— レバニラ (@IkiRidley) 2018年2月24日
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- 接着力の強い接着剤でラバーを貼る
- 長年ラバーを貼りっぱなし
- 板剥がれしやすいラケットを使用している
接着力の強い接着剤でラバーを貼る
ラケットにラバーを貼る時には、接着剤を使用します。接着剤は各メーカーが販売しています。その中には接着力が強い接着剤も存在します。ラバー剥がれを防ぐために接着力が強化されているのですが、時には板まで一緒に剥がれてしまう場合があります。
必ずしも接着力が強いものが悪、というわけではないです。適度に接着力のあるものを選ぶようにしましょう。
ちなみに、Amazonレビューで評価が高かったのは、バタフライの接着剤でした。以下にリンクを貼っておきますね。
長年ラバーを貼りっぱなし
長期間ラケットにラバーを貼りっぱなしだと、ラバーを剥がしにくくなります。そのため、ラバーと一緒に板まで剥がれてしまうという原因につながります。
ラバー交換は板剥がれを予防するだけでなく、ラバーの性能を更新することにもなります。長期間使用していると、ラバーの性能は著しく落ちます。そういう意味でも、適度な期間での張り替えが必要となります。
板剥がれしやすいラケットを使用している
私はまだ板剥がれしやすいラケットには出会ったことはありません。ただ、ネットの声を見ていると、板剥がれしやすいラケットは存在するようです。
一概には言えませんが、安いラケット(定価2000円以下)や、ニス塗りがされていないラケット(欧州メーカーに多い)は、板剥がれが起きやすい傾向にあるようです。
へこみの原因と保護法
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- 落とす
- ぶつける
- ラバーを貼る時にスポンジの切れ端がまぎれる
「落とす」「ぶつける」に関しては、ラケットが折れる原因と保護法のところで紹介したので省きます。
ここで紹介するのは、「ラバーを貼る時にスポンジの切れ端がまぎれる」ことに関して。ラケットがへこむというよりは、ラバーにへこみができる。ラバー貼りあるあるかもしれませんね。
また、スポンジではなく空気が入って凸ができてしまう場合もあります。この場合も以下の保護法(対策)が有効です。
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